その沼から抜け出して
数日前に自分の三四郎への想いに関するこんな記事を書いた。
(自分の思ってた以上に反響があって震えた)
でもまさか、この記事を書いた直後に三四郎への想いが完璧に更新されてアップデートされるなんて思ってもいなかった。
上の記事では「沼に落ちた」と書いたけど、沼に足を取られていないで、ちゃんと地に足つけて三四郎のことを応援したい、愛したいと思ったのです。
(以下敬称略。発言はニュアンスです。)
きっかけはこの番組「世界カンペ旅」
(すみません。今週の月曜で終わっちゃいました。そして見逃し配信が見当たらない…)
この番組は三四郎の二人が言葉の通じない異国の地(タイ)で、現地語で書かれたカンペを頼りに目的地へ向かうというもの。
4/24に放送された、その最終回。
最終目的地がどこなのかも分からないまま、日が暮れた後も延々と移動を続けるしかない二人は明らかに疲れ切っていて、目に見えてイラついていて、些細なことから口論になり大ゲンカしてしまう。
そのケンカの内容は次第にお互いへの普段の仕事での不満にまで発展する。
そこで小宮が口にしていた言葉が印象的だった。
「俺たち二人とも目立たなきゃダメなんだよ」
「俺たち三四郎は、二人でもっと売れなきゃダメだろ」
何度も何度も『二人で』と繰り返す小宮。
そして言う。「『二人で』オファーされたこの番組は、三四郎にとって大きなチャンスなんだ」と。
そこで前日のホテルで撮ったらしい、インタビューの映像が流れる。
小宮と相田、二人が別々にそれぞれ相方と三四郎への想いを語る。
小宮が語った想いは
「相田は声も良いんだし、モノマネだってできる。せっかくこんな強みを持ってるんだからもっと活かして欲しい」
というもの。
一方で相田はこう語る。
「小宮が一人であれだけブレイクしていることに嫉妬なんてない。ずっと昔から自分が面白いと思ってたヤツが、ようやく正当に評価されてるんだって」
「でもそこで気づいてしまったのが、小宮と違って自分は何も持っていないってこと」
「二人でコンビを組んでやってるんだから、二人で引っ張り合って、二人で高め合っていけるのが理想なんですけどね」
二人ともこんなにお互いのことを信頼していて、こんなにも三四郎のことを愛している。それがまっすぐに伝わってきた。
凄まじい本気の大ゲンカをした後にも関わらず、夜ご飯で出された虫料理を「美味い」と言いながら無表情で口に放り込む相田と、それを見て「舌がバグってる」とドン引きする小宮。
寝る間際になっても「コオロギは意外とイケる」と呟く相田と、「もうコオロギの話はいいよ」と呆れる小宮。
いつも通りの(?)三四郎だった。
恐らく小宮だけでも、小宮と誰かでもダメで。
小宮と相田、『三四郎の二人』でなければ成立しなかったであろう過酷極まりないこの旅。
無事に最終目的地であるアユタヤ遺跡にたどり着いた(到着してからもトラブルがあったのだが割愛)三四郎二人による漫才は感動的ですらあった。
「なんでお前が相方なんだよ」
「バカなっ!相田ごときが!もっと俺が相方であることを誇れよ!誇れ誇れ誇れ誇れ!!」
「…なんでお前が相方なんだよっ!!」
「怒れじゃない!ほ!こ!れ!」
漫才のいつものやり取りがとてつもなく愛おしかった。
この人たちが、二人一緒にもっともっと高みへ登っていけたらいいな。
私はそれを心の底から応援していきたい。
ぜひカンペ旅を見て欲しいんだけど、見る方法が無いのは残念だなあ…あんなに面白かったのに。
再放送とかやってくれないかな。